南岳(スノーシュー破損で余市岳断念)2020.4.8

2020年4月8日(水)


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札幌市南区、豊羽鉱山の近くにある南岳に登ってきました。






正確には、当初は南岳を経由して余市岳に登り、毒矢峰を経由して周回する計画でした。

しかし、南岳を過ぎた急登地点でスノーシューが片側破損し、色々と考慮した結果、引き返してきました。



当初の計画ルート図。
2020-04-10 21_Fotor



スノーシューの破損については、近々こうなることは予測していました。

左のアイゼンの付け根にクラックが入っており、ここ数回の山行で少しずつ進行していました。


4月となればツボ足で歩ける時期なので、壊れたら最悪背負って歩けば良いかと思っていましたが、

この日は前日に積雪があったようで、スノーシューを履いても10cm程度沈み込むコンディションでした。


今時期の積雪とあって、当然重い雪でツボ足で歩くには難儀します。

日が高くなり気温が上がると、雪はより緩んできます。

標高の高い地点はともかく、下山ルートとなる毒矢峰付近をツボ足で歩くのが心配でした。


更には、持ち歩いていると思い込んでいたステンレスバンドや針金が道具袋に入っておらず、

現地でのスノーシューの補修もままならなかったのです・・(^^;

(結局、有り合わせのタイラップで簡易補修して履いて帰りましたが・・)




スノーシューは当初の山行計画の1/4ほどを歩いた地点で破損しました。

壊れて役に立たない荷物を担いで、残り15km以上を歩く気になれませんでした(^^;

せめて全体の1/3くらい進んでいたら、先に進んだと思いますが・・。



その結果、悲しいですが南岳(の少し先)までの山行となりました。

快晴微風という絶好の山日和だっただけにとても悔しいですが、仕方ないですね〜。








さて、スタート地点は豊羽鉱山へ向かう道道の脇、林道入り口です。

最短ルートは橋を渡ってすぐ正面の斜面を直登ですが、雪解けが進んで積雪が途切れる寸前でした。

残雪を繋いでなんとか登れましたが、あと数日のような感じがしました。
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山鳥峰に向かう尾根は一般的に使われている尾根より一つ西側の尾根としました。

ノントレースの斜面を尾根筋に向かって登っていくのですが、

細かい沢地形が連続していたりと、少々面倒な地形に足を踏み入れてしまいました。
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余計な体力を使ったものの、無事に尾根筋へ乗りました。

乗ってしまえばあとは単純明快、単調で緩やかな登りです。

木々の隙間から定山渓天狗岳などの姿が垣間見えました。


山鳥峰の手前辺りから、前日に積もったと思われる積雪が重くなってきました。

しかしこの時期には珍しい、純白の雪原の中を歩くことが出来て良い気分でした。
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スタートから1時間ほどで山鳥峰に到着しました。
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山頂部は平坦ですが、東側は開けているので定山渓天狗岳や札幌市街に近い山々が眺められます。

いつ見ても格好良い定山渓天狗岳。左から3峰・2峰・1峰。過去に縦走しました
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また、木々の切れ間から余市岳や白井岳も眺められました。
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さて、ここはほんの通過点。

休憩はせずに先に進みます。



ここから先は小さなアップダウンを繰り返すものの、なだらかな雪原を淡々と歩いていきます。

帰路に歩くことになるはずだった、毒矢峰(写真中央)とその尾根筋。
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山鳥峰付近から眺めた余市岳には雲が掛かっていましたが、

時間の経過とともに雲が流れて快晴となり、やがてスッキリと見えてきました。



とにかく穏やかな雪原をぼんやりと歩いて行きます。

何度も振り返り、真っ新な雪原に刻まれた自らのトレースを撮影します。この季節には珍しい風景。
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特にこれといった変化も無いうちに、南岳へと到着しました。
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南岳も特に山頂といった雰囲気は無く、森の中に看板があるのみでした。

木々の隙間からは余市岳と、そこへと続く稜線の一部が見えました。
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特に迷う地形ではないですが、全行程のどの辺りなのかを改めて地形図で確認します。
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地形図はお気に入りの「ミウラ折り」です。使いやすい。


標高差はスタート地点から500m、距離にして4km。

そして南岳から余市岳までも標高差500m、距離は約4km程度と思われます。

丁度、中間地点です。




時間も体力もまだ余裕があったので、ここでも休憩はせずに先へと進みます。



南岳から先はルート状況が一変します。

今までは平坦でしたが、この先は稜線上のアップダウンを繰り返しながら歩くことになります。

ここまではハイキング、ここから先が登山といった感じです。やはり稜線歩きはワクワクします。



最初に超える土崖が見えてきました。
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土崖の稜線に取り付くと、非常に灌木がうるさくトラバースを余儀なくされます。

向かって右側が崖なので、左側をトラバース気味に進みます。


当然左足のスノーシューは左側面が下方向に捻れます。

この動きがトドメとなり、ここでアイゼンのスチールが破断。

急斜面に差し掛かる辺りでフレームがプラプラし出しました・・。


とりあえず急斜面を登ります。
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少し平坦な場所でスノーシューを外して状況を確認。

やっぱりクラックが入っていた箇所が破断していました。
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あとは先述の通りです。

とりあえず有り合わせのタイラップで繋いでみたものの、さほど持たないことは明白。




この日の最高点からの風景。

千尺高地と、その奥に無意根山。
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無意根山と、後方に中岳。どんどん天気が良くなってきた。
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スノーシューを担ぎ、アイゼンに履き替えました。

せっかく担いできたのでピッケルも装備し、今登ってきた急斜面を降りました。
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急斜面とトラバース区間を過ぎると平坦でアイゼンは不要ですが、

少しでも背負うものを少なくしたかったので履いたまま歩きました。




南岳に戻ってきました。

木々の隙間からは相変わらず、雲ひとつない青空をバックに真っ白な余市岳がこちらを見ていました。

こんなに気象条件の良い日は滅多にないだけに、非常に残念でした。
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失意のままに(?)、前日の半額の寿司をやっつけます。

ちょっとネタによっては傷み始めていた気がします(^^;

もう寿司登山の季節は終わりですね・・。
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静かな森の雪原でのんびりと休憩し、あとは淡々と来た道を帰ります。

往路に歩いてきた道には私のトレースが続いているのみ。

誰一人として居らず、静かな山行です。


帰路はアイゼンで歩いていましたが、あまりに1歩1歩埋まるので嫌になりました。
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簡易補修したスノーシューに履き替え、壊れた左足には出来るだけ荷重や衝撃を与えない歩き方をしました。

山鳥峰を過ぎた辺りまではタイラップで保ちました。


あとはフレームをプラプラさせたまま、他の箇所を破損させないように慎重に歩きました(´д`)



下山してくると、林道入口に車が2台増えていました。

そのうち1台は私の視界に入ってすぐに出て行きましたが、もう1台の方は入山している雰囲気でした。

どこにも私以外のトレースはありませんでしたが、林道経由で向かったのでしょうか。







下山後は定山渓温泉「悠久の宿 白糸」にて日帰り入浴650円。

このご時世なので客は誰一人おらず、貸切でした。良いのか悪いのか・・(^^;
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今回も温冷交互浴を試みました。

歩く距離も9kmと少なかったこともあってか、翌日に全く疲れが残りませんでした。





さて、予想外に早く下山したので時間が出来ました。

定山渓のセコマでコーラとアイスをお共に、このあと何をするかぼんやりと考えました。




以前からゴミが気になっていたD610を、イメージセンサー清掃に持って行くことにしました。



札幌中心部に向かう途中、ついうっかりラーメン屋に吸い込まれました(^^;

麺屋169の「濃い煮干し・メンマ増し」
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そして札幌駅・エスタの立体駐車場に車を入れ、歩いて「NTAカメラサービスセンター」へ。

1時間の待ち時間を経て、清掃して頂きました〜\(^o^)/


もう何年もゴミが写り込んでいるのが気になっていたので、スッキリです。







スノーシューが破損してしまったので、私の今シーズンの残雪期は終了となりました。

まぁ、ツボ足かワカンで歩くかもしれませんが・・。



ここ数年、登山らしい登山をしていなかったのですが、どういう訳か今シーズンは体力があります。

体力が続くと気持ちも自然と山に向き、歩きたかったルートが次々に思い出されます。


そして歩けるうちに歩いておこうと、バイクそっちのけで山歩きをしている状況でした。

きっとまた歩かなくなると一気に体力が衰えて、少し山歩きしただけで体調不良になるようになります。


夏場は暑いので、あまり山には行きませんので・・(^^;




自身の事ですが、来シーズンも冬山を歩ける体力と気力が残っていることを切実に願います(^^;




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2019年3月〜 Yahoo!ブログから移行しました。
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