オコタンペ山〜漁岳 2020.2.29

2020年2月29日(土)

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朝、自宅の窓から外を見ると、快晴の日にだけ見える無意根山が白く輝いていました。

私にとっては非常に珍しい快晴の休日。
このチャンスを逃すわけにはいきません。

カブは自賠責切れで乗れないので、ダイエットも兼ねて登山に向かいました。





向かったのは、毎度お馴染みオコタンペ山。

道中、街中も支笏湖線もまだ塩カルが撒かれておらず、どこもかしこもツルツルでした(^^;
ほとんどFFと変わらないショボい4WDのセレナでは飛ばせませんでした。

慎重に走って、いつものオコタン分岐地点に到着。
今シーズンは駐車スペースが1箇所しか除雪されておらず、朝8時頃で登山者で満車になりました。



駐車スペースで登山の準備をします。

着ていたフリースを脱ぎ、登山用のアウターを着ると・・なにか違和感。
妙にスースーするぞ。

なんと、ミッドレイヤーを着て来るのを忘れました!!


仕方ないので、アンダー(半袖Tシャツ)にアウター(ナノエアフーディ)だけで歩くことにしました。
いざとなればザックの中にハードシェルも入っているので問題無いでしょう。

毎回、何かしら忘れ物をします・・(´・ω・`)




さて、気を取り直してオコタンゲートから入山します。

冬季閉鎖中の道道にはしっかりとしたトレースがありました。

鈍った身体を慣らすようにゆっくりと進みます。
今シーズン初のスノーシューにやや足が痺れますが、すぐに慣れました。


オコタンペ山の取り付き地点でザックを下ろしていた先行の女性2名を抜かしました。

道道から離れ、いつもの急登をできるだけ息を切らさないように登っていきます。

最近、若かった頃の体力を取り戻すために(本当はダイエット目的)、
夜な夜なガレージのルームランナーで30〜40分ほど走るようにしています。

トレーニングの成果と快晴のおかげで、それほど苦にならず歩みを進められました。


毎年訪れるだけあって、効率の良いルートはしっかり記憶しています。
ところどころで先行者のトレースを外れて、自分の好きなように道を作って進みます。
冬山の醍醐味ですね。


山頂直下にやってきました。
珍しくスキーやソリのシュプールが1つもありません。
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高度を上げていくに従って展望も良くなってきます。
振り返ると、遥か東には荘厳な山並みが確認できました。

芦別岳〜夕張岳をズーム。
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幌下山〜紋別岳の山並みの後方には、日高山脈、遥かなる幌尻岳が浮かび上がっていました。
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南側にはオコタンペ湖と支笏湖が見えてきます。
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恵庭岳を振り返って。
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新札幌界隈をズームで。百年記念塔や旧シェラトンホテルなんかが見えます。
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オコタンペ山山頂へ到着。
山頂看板は頻繁に変わっているような気がします。
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オコタンペ山の向こうには真っ白な小漁山〜漁岳の姿。
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さて、今回はとりあえずオコタンペ山に登り、体力に余裕があったら先へ先へと進む積もりでした。
とりあえず、よっぽどの事が無い限り漁岳までは行くつもりでした。

ここまでで疲労感はそれほど無く、体力はまだ保ちそう。
食料は手付かず、飲み物も2L担いできた内、0.3L程度しか飲んでいない。

ということで予定通り先に進むことに決めました。





オコタンペ山から漁岳方面へ向かって進みます。

今日のものと思われるトレースが漁岳方面へ続いていました。
ところどころショートカットしましたが、ありがたく使わせて貰いました。

オコタンペ山から降りる途中、オコタンペ湖をズームで1枚。
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湖上にはトレースが1本だけ伸びています。
小漁山かフレ岳に向かったトレースでしょうか?それとも前日の縦走者のものでしょうか?



さて、淡々と歩みを進めていくと、漁岳林道ルートからのトレースと合流しました。

側には分岐案内の看板がありました。
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漁岳林道から登ってきたトレースは一級国道並みに踏み固められて整っていました。
漁岳の人気ぶりが伺えますね。

途中、先ほど踏んできたオコタンペ山(写真中央やや上)を振り返って。
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しっかり踏み固められたトレースは、ほんの少し迷走気味でした。
本日最初の方はラッセルだったのでしょうか。後続は皆そのトレースに従って登ってきたみたい。
ところどころトレースから外れて自分の思うルートで歩きました。

しかしトレースがあると無いとでは消耗度合いが全然違います。ありがとうございます。


P1175の手前にやってきました。ここまで来ると漁岳が間近に見えてテンションが上がります。
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トレースはP1175方向へ向かっていたので、私はラッセルでトラバースしました。

トラバース中に南方向を眺めると、先程は雲を被っていた白老3山やホロホロ3山の姿が見えました。
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さて、手前のコルから山頂への最後の登りです。
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ここへ来て、急に足が上がらなくなりました。
比較的平坦な区間は良かったのですが、急登はルームランナーとは使う筋肉が違うようです。

しかし足を上げなければいつまでも先へ進まないので、
あまり先を見ないようにして、心の中で自分に進め進めと言い聞かせて1歩ずつモタモタと進みました(^^;


そして・・。
山頂へ上がると、最高の絶景が広がっていました!
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左から尻別岳〜羊蹄山〜ニセコ連山。
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同じく左から、喜茂別岳〜並河岳〜中岳〜無意根山。
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自宅の窓から見えるのは、右端の無意根山です。
数年前にはこの4山を縦走したりしていたのに、あの体力はどこへ行ってしまったのだろう(´д`)


羊蹄山をズーム。さすがにここからでは人の姿は確認できません。
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左側が歩いてきた尾根。
支笏湖の向こうには風不死・樽前。太平洋は見えるような見えないような。
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地平線に壁のように連なっている日高の山並みが美しい。
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小漁山方面。縦走路にはトレースが刻まれている。
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漁・オコタンペ分岐から近くを歩いていた単独男性は小漁山へ向かったようだ。
写真右下にごく小さく写っています。
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さて、私はどうするか?

山頂直下の急登に差し掛かるまでは体力に余裕がありました。
小漁山方面か、様茶平(さまちゃんぺ)方面のどちらかに縦走するつもりでした。
これは往時の体力と気力が戻ってきたかね〜、なんて思ったりして。

しかし、急登で露わになった悲しい現実。体力なんて戻っていませんでした。
急登を前に足を上げる事もままならない、ただのデブだったのです(´・ω・`)


まぁ、この先どちらに向かっても急登は無い。
小漁山方面なんてトレースも付いていて、至れり尽くせりな感じ。
快晴無風で条件もこの上ない。


行って行けないことも無いだろうけれど・・。
無理はしないことにしました。




これ以上の縦走は諦めましたが、少しお散歩することにしました。
漁岳の山頂には2名パーティが休憩中。この後も数名登って来る。

一人でのんびりしたい気分だったので、漁岳の1つ北側のポコへ向かいます。
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海老の尻尾やシュカブラ、ミニモンスターなど、自然の造形が多々見られます。
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山頂から少し離れただけでこんな感じ。お気に入りの場所なのです。
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ここから眺める小漁山は妙に低く見えます。実際に標高はこちらより低いか。
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昔はここから空沼岳まで縦走して様茶平から下山なんていう変態行為もしましたが、もう無理(^^;
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ミニモンスターの影で昼食と休憩。
いつもより薄着となりましたが、かえって汗だくにならずに快適でした(笑)
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この日の昼食は、前夜にスーパーで購入した半額おにぎりとカプリコという質素なもの。

珍しく炭酸飲料を持ってきましたが運動中に飲むものではないですねw
身体があまり受け付けませんでした(^^;
山で凍らないように前夜からストーブで温めておいたのですが、まだぬるくて美味しくなかった(´・ω・`)




休憩後、来た道を戻ります。


恵庭岳と樽前・風不死。
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小漁山の稜線上には人の姿は見つけられなかった。
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自然の造形が本当に美しい。
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山肌に真っ直ぐに立つ針葉樹林と、垂直に伸びるその影が整然と並ぶコントラストが素敵でした。
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ふとオコタンペ湖上に目をやると、誰かが絶賛お絵かき中でした。
左のハートはまさに作成途中ですね。
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漁岳、最高の天気をありがとう。また来るよ。
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下山はオコタンペ山への登り返しが辛いので、漁岳林道経由で帰ることにしました。

オコタンペ山分岐から一級国道トレースに従っていこうと思っていましたが、
どうもP901を巻かずに踏んでいるようでした。
無駄に登ったり下ったりしたくないので、いつも通り西側を巻く感じでラッセルしました。

林道に降りると、日向は雪が腐っておりポールが団子になりました。
前日にスノーシューにはシリコンスプレーを吹いていましたが、ポールは盲点でした(^^;


どうにも暑かったので途中からアウターを脱いで半袖Tシャツ1枚で歩きました。
国道に出ると、道行く車の人たちから変な目で見られましたw




下山後は支笏湖あたりの温泉にでも行きたかったのですが、
うっかり着替えもタオルも持ってきていませんでした。

仕方ないので帰り道のツルハで入浴剤を買って、自宅の風呂で済ませました(^^;



入浴後は久々に、最もお気に入りのラーメン屋「らー麺 山さわ」へ。
濃い煮干し・メンマ・チャーシュー増し
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帰る足で甘いものも買ってしまい、消費した分のカロリーはしっかり取り戻しましたとさ。





ヤマレコに写真をたくさん載せています。
よろしければどうぞ。

該当ヤマレコ記事はこちら






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コメント

No title

すばらしい景色だね~。
こちらは完全にコロナに振り回されていました。
血圧も中性脂肪も一気に下がりそうです。
なにもしない私はそのラーメンを残さず
食べています。太らないわけがない。

最高の景色ですね、登山でないと見れない風景は本当に贅沢なヒトコマです(*´・ω・`)
一度の登山で12キロオーバーの歩きなんですね、ついこの間近所の激坂の公園の往復二キロちょいで帰りに膝から笑い声が聞こえまくっていた私には考えも及ばない距離ですが、景色を見ると誘われますねー(* ̄∇ ̄)ノ
私は何の運動もせず常にデブ活しているので内臓脂肪が………あー、うらやましかな 山さわラーメン_| ̄|○

Re: No title

> GAYA(KHOG) さん
この日は快晴で最高の眺めでした〜!
北海道もこの週末は外出するなと通達があったり、コロナ関連のデマの影響でお店が騒がしかったりでした。
私は地震が起きてもコロナが流行っても変わらず仕事があるので平常運転です(笑)
困ったことに収束の気配も見えませんね〜(^^;
私は黙っていると日々オーバーカロリーになるので、無理やりどこかで消費しないと肥える一方です(´д`)

Re: タイトルなし

> もんさん
毎週山に通っていたとしてもここまで綺麗に見える日は珍しいので、本当に運が良かったと思います!
やはり天気が良く景色が綺麗だと足取りも軽くなります!
場所にもよりますが、何かしら縦走しようとするとだいたい10キロ越えになりますよ〜。
日頃こんなに歩く事も無いので、後半はグッタリです。
後半は下山後のデブ活はラーメンor寿司のどちらにしようかをずっと考えながら歩いていました(笑)
先日はお店に訪れたにも関わらず食べられず残念でしたね(^^; 次回の楽しみですね!

No title

いやぁ~素晴らしいものを見せていただきました

No title

最近は登山ネタが無いな~と思ってましたが
春めいてきた週末に、登っていたのですね。

山登りの体力は有っても筋力が無いのですね(笑)
さすが360℃隔てるモノの無い世界は、気持ち良さ100%ですね~!

Re: No title

> かづきちさん
ありがとうございます。久々の山歩きでした〜。
やっぱり晴天の冬山の風景は最高です!

Re: No title

>いちさん
基本的に連休が無いので、体力的になかなか山に気が向きませんでした(^^;
カブは自賠責を切らしているので、晴天の休日を活かすには山かな〜と笑

運動しないと身体はどんどん鈍っていきますね〜。
昔のように長距離を短時間で歩けないです(^^;
それでも最高な風景のお陰で、さほど疲労感も無く歩く事ができました。
チャンスがあればまた行きたいのですが・・3月は休みも少なく厳しそうです。

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バイク、登山、写真など、趣味全般のブログです。

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