カブJA10 ステムベアリング交換(2) 取り付け編

前回記事からの続きです。

カブJA10 ステムベアリング交換(1) 取り外し編



前回、全てのレース・ベアリングを取り外しました。
全て新品に交換します。
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ベアリングとロアインナレースのダストシールはホンダ純正品を使用。
レース類はNTB製の互換品を使用しました。

Nihon Tansya Body さん、素晴らしいですね〜!
カブの純正互換パーツをたくさん出しています。

どれも純正品より2〜3割安く済むのでありがたいです。



ロアインナーレースだったかな?
純正とNTBを比較すると若干形状が違いましたが・・まー問題ないでしょう(笑)
23PA070042.jpg




さて、まずはロアインナレースをステムに打ち込みます。
古いレースを重ねて、レースの端を金槌でダイレクトに叩いて入れました(笑)
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レースが斜めにならないように均等に叩けば大丈夫でした。
抜くときに散々苦労したので、入れるのは簡単に感じました。

また、圧入となるのはステムの下側1〜2cm程度で、あとはスルスルと入ります。
最後まで古いレースを重ねて圧入しても、古いレースが全て圧入される前に新しいレースが奥まで入ります。
新しいレースが最後まで入ったら、古いレースだけタガネ等で叩けば簡単に外れます。




次はステアリングヘッドに各アウタレースを打ち込みましょう。
25PA070046.jpg


アッパアウタレースは比較的簡単に打ち込めました。
こちらも古いレースを当てがって金槌で叩いて入れました。
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しかし、ここで若干問題が発生。
どこまで打ち込むのか、抜く前の状態を記録していなかったのです(´Д` )

まぁ奥まで打ち込むで間違いないのでしょうが、打ち込み始めるとどこまで入っているのか判断がつきません。
外す前にステアリングヘッド端とレース上部の間の段差の高さを測っておくべきですね〜(^_^;)

仕方ないので
「ヘッド内のレースを受ける段差〜端までの距離」ー「レースの厚み」で計算しました。



その結果、アッパアウタレースはヘッド上端から1.5mm引っ込んでいれば良いという計算になりました。
しかし、いざ打ち込んでみると約2mm近く引っ込んでいました(笑)

まぁいいや(゚∀゚)





んで、最も苦労したのがロアアウタレースの打ち込みです。
ヘッド側の引っこみは13mmほどあったのですが、レース厚みは6mmしかありません。

と言うことは・・。
古いレースを当てがって叩くと、古いレースまで全て圧入されてしまいます(^_^;)
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先人達の記録を参考にさせて戴くも、皆さん「打ち込みました〜」程度で、サラッと解決しています(´Д` )
皆さん一体どうやって打ち込んだのでしょうか・・。

正しくはは専用工具を使えと書いてありますが・・そんなもん買うのは悔しいですよね。



じゃー考えましょう。

ヘッド内径は54mm、打ち込み用の専用工具の直径は53.5mmとのことです。
手持ちのソケットで最も大きい32mmのものはレースの端に届きませんでした。

あとは・・レースの端だけを打ち込めるもの・・。


・・・塩ビ管でやってみるかw

ホームセンターにて、DV継手ソケット(DS40)を購入。45円也。
外径が54mmくらいだったので、回転ヤスリで削りました。
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最終的には、この写真から更にもう少し削りました。
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んで、気合いで打ち込みました。
終わる頃には塩ビ管が砕け散りました(^_^;)
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とにかく斜めになるので、何度も裏からバールで叩き戻しながらの作業となりました。
今回の作業全般を通して、これに最も時間を費やしました(^_^;)

打ち込んで深さを計測すると、1mmに満たない程度ですが測る場所によって差が出ます。
う〜ん、どうやらレースが斜めっぽい。

しかし何度やり直してもどうにもならないので、妥協しました。



やっぱり初心者には専用の打ち込み工具が必要ですね・・。

アストロで様々なサイズが入った汎用タイプのものがセール予定になっていたので買っておこうかしら。
ホイールベアリングの打ち込みなんかにも使えますよね〜。

最も、そのサイズはソケットで代用が効きますが(^_^;)




さて、レース類は打ち込んだので、グリスアップしましょう。

ロアインナーレースの下端にダストシールを被せて、グリスでベロベロにします。
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グリスは「シェルアルバニアEP2」または「エクセライトEP2」が指定されています。
が、高いグリスなので、安くてちょう度が同じリチウム系グリスを使用しました。


ロアベアリングをステムに通し、ステムをステアリングヘッドに挿入。
それぞれグリスをたっぷり塗りました。

この辺りの作業は手がグリスでベタベタなので写真無しです。


んで、ステムを通したらアッパベアリングとアッパインナレースを載せて、ステムにトップスレッドを取り付け。

取り付けもバールで打つ訳にはいかないので、アストロでフックレンチを買ってきました。
32PA080058.jpg

たまたまセールで1000円以下で購入できました\(^o^)/
とは言っても、この工具ではトルク管理は感覚でしかできませんね〜(^_^;)


トップスレッドの取り付けはマニュアルに細かく方法が指定されています。

まずは24.5Nmで締め付け。
ステムを左右に動かしてベアリングにグリスを馴染ませ、一度完全に緩める。

次は2.5Nmで締め付け、そこから反時計回りに1/8回転戻せとあります。



これってかなりユルユルです。
トップスレッドが手で回るくらい緩いです。

最初はこれじゃさすがにマズイだろうと少し増し締めしてからロックナットを取り付けたのですが、
ロックナットを締め付けするとハンドルが重くなりました・・。

なので一度ロックナットを取り外し、指定通りの緩さにしてからロックナットを締めると、丁度良くなりました。
当然ですが1/8戻しにもちゃんと意味があるんですね〜。


んで、ロックナットを83Nmで締め付けたらOKです。
こちらもモンキーレンチでの作業なので、感覚ですが(^_^;)




あとはフォークを戻して、フロントホイールを取り付け。
配線類を取り回してメーターや各外装を装着して完成です。



参考までに、取り外したレース類を洗浄してみました。
打痕に加えて引きずった跡も残っています。
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酷いですね〜。
まぁ5万キロ走った車体だし、こんなもんですかね(^_^;)




さて、作業の結果、ステアリングは非常にスムーズになりました\(^o^)/

カブってこんなに快適な操縦感だったんですね〜!



これで残すレストア作業はクラッチだけとなりました。

エンジンが温まってくると、1速・2速に入れて加速するとそれぞれ2秒くらいガタガタと滑るんですよね〜。
まだ走行不能にはならないでしょうが・・。

走行距離も距離だし、ボアアップエンジンなのでクラッチの負担も大きいのかもしれませんね。

面倒ですが近々やりますか。




今回の材料費

01PA200028.jpg

02PA200029.jpg


ベアリング・レース合わせて 3371円
グリス            539円

※Oリング2枚はフォークオイル交換時に使用


こんな金額で済むんですね〜!





作業時の走行距離 49615km

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2019年3月〜 Yahoo!ブログから移行しました。
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